私ほど愛されている男はいない

「おまえが過去に誰と寝たとか、おまえがどれだけ昔の恋人を愛してたとか、そんなことはどうでもいいんだ。俺が知りたいのは、おまえの左手の薬指の大きさを、俺以外の誰が知ってるかってことだけ。俺ほどおまえを愛してる男はいない、って胸を張ってもいいのかどうか、それだけ」
「いい、です、」
「は?」
「いいです、俺ほどおまえを愛してる男はいない、って、胸を張ってくれて」
「じゃあ言って。ちゃんと、おまえの口で」
私ほど愛されている男はいないと

「普通は、相手がどれくらい愛してるかを知りたがるものではないのですか」
「ん?」
「自分がどれほど愛しているかより、自分がどれほど愛されているかを知りたいものだ…と思っていました。でもアーサーさんはご自身の愛の大きさを気にされるんですね」
「だってそりゃこっちは全身全霊で愛してるわけだから、それが正しく伝わってるかどうかが気になるだろ。いいんだよ。どれだけ愛されてるかなんて知らなくたって」
どれだけ愛されてるかを知ってほしいんだ

「でも私も知ってほしい。私がどれだけあなたを愛しているか」
ってまじめなカウンターくらったら急に赤くなって黙っちゃうのがプラリス

「本田菊を自己肯定の塊にしていくアーサー・カークランドブーム」がきている