愛とは権利を与えること

「アーサー・カークランドにとって愛とは権利を与えること」って話をここでしたいってキャスで2回くらい言ってる

ざっくりいうと、
・アーサーさんにとって愛は権利を与えること
・その権利っていうのはだいたいが『特権』
・「もっと甘えていい」「頼っていい」「わがままを言っていい」的な、世界中で本田さんにだけ赦された権利を与えることがアーサーさんにとっての愛情表現
・本田さんは「アーサーさんは紳士的な人で、情にも厚くて、私にしてくれるようなことはみんなにもしてるだろう」と思ってるけど全然違う、それは全部本田さんだけの特権
・ってことをアーサーさんは本田さんに自覚してほしい
・「自分は特別な権利を持ってる」ってことをもっと価値のあることとして捉えてほしい
・「この俺があらゆる権利を与えることがどんなにすごいことか、どれほどの栄誉か、正しく理解して自惚れてほしい」
みたいな感じでした(たぶん)

はじめは余裕だったと思うんですが(自分が優位で、権利を『与えてやっている』、これだけ破格の待遇を『とってやってる』という考え)
それでさぞ本田さんは誇らしいだろう、光栄で周囲に自慢できることだろう、とアーサーさんとしてはご満悦だったのに、実際は施しに対して喜びはしてるけど(感謝もされるけど)べつに周りに自慢するでもなく、鼻高々してる様子もなく、だんだん「あれ?」「俺がここまでしてやってるのに(※すでに前代未聞のデレっぷりを披露している)あんまり喜んでない?」「うれしくないのか?」「コイツにとってこれくらいのことはされて当然なのか?」と不安になりはじめ(途中で「ここまでしてやってるのにまだ足りないのか?」「何様だと思ってるんだ?」「そこまでする価値がおまえにあると思ってんのか?」の段階を挟んだりもする)
本田さんが自分(アーサーさん)の価値をみじんも理解していないことに腹を立て、価値を理解してないどころか「アーサーさんはこれくらいのこときっと他の方々にもされてるんだろうなあ」「優しくてすてきだな」「余裕があってすごいなあ」とむしろ買いかぶりすぎてることが判明し、こんなことおまえにしかしねーよ、おまえだけだよ、相手がおまえだからだよ、と悶々する(←なんか負けた気がするから素直に言えない)アーサーさんっていいですよね
だんだん余裕もなくなっていくんですよね

アーサーさんが自分の意思で与えているのに、思った反応が得られなくて、「奪われてる」と思ってるのは実にアーサーさんらしい思考だと思う こういうところ大好きです
意識差でいろいろこじれもするけど、現代でも相変わらず「この俺がどれほどおまえのために尽くしているか」という点で(そして今やちっとも優位ではない立場で)満足しているアーサーさんがいてくれたらいいなと思います