夢リスの学生時代の話

夢ぽんがひそやかにアーサーさんを好きでいたころ、アーサーさんはスポーツができてかっこよくて女子たちに人気の男子小学生だったり、生徒会長をやってたりサッカー部のエースだったりチア部の女の子と噂になってるのを否定したり告白されて後輩とつきあってみたり順当にリア充やってたと思うとつらい

夢ぽんはその後輩のことをアーサーさんが好きだったんだと思ってて(恋が実ったのだと思ってて)
「いや、好きっていうか、正直告られたからOKしてつきあい始めただけで…それまでろくに話したこともない相手だったし」
「えっそうなんですか」
「誰しもおまえみたいに大恋愛してるわけじゃない」
って気まずく苦笑いしてくれたり(実際半年くらいで別れたしなあ…とか言っててほしい)『彼女』っていうものにあこがれがある年だった、って言われて
「だってチア部の女の子との噂はきっぱり否定して、その後あの子とつきあいはじめたから…(好きだったのかと…)」
「俺にも好みってもんがあるから」
ってやんわり「派手めの子は好きじゃない」「おとなしくて黙ってついてきてくれるようなタイプが好き」「基本俺がリードをとりたい」という好みを露呈してくれたり(さりげなく本田さんがどんぴしゃだったりする)

「俺にも好みってもんがある」=おまえと寝たのも芸能人なら誰でもよかったわけじゃない、っていうのも遠回しに(おそらく本人も自覚がないかたちで)夢ぽんに伝えてうれしくさせてるのかな~って思う

夢ぽんはアーサーさんのことならあますことなく知っておきたいタイプだけどアーサーさんは夢ぽんがどんな人とつきあってたかを知ったらすっげー動揺しそうな器の小さ…余裕のなさを感じる